クラブとライブ、演劇と映画
クラブという空間には行ったことがない。しかし、"FLOOR net"にあったコラム、"第46回 「ライヴ人間」と「クラブ人間」、「演劇人間」と「映画人間」"を読んで、一度はクラブやライブという空間に触れてみたいと思った。
これによれば、クラブとライブの大きな違いは二つある。一点は演奏者の位置づけ。ライブはステージ上にあがったアーティストを観て楽しむものだが、クラブはDJというアーティストを観るのではなく、DJというアーティストが演奏してくれる曲に合わせて空間を楽しむものなのだそうだ。
もう一点は、再現性だという。ライブはその一瞬にのみ存在するもので、その一瞬以外には基本的に触れることができない。それに対して、クラブというのは、この再現性というのを前提に構成された空間だという。DJは同じレコードをかけて、同じように回していくのだ。そしてその曲はCDになり、クラブから離れた場所でも再現することが可能だという。
クラブというのはうるさい場所というイメージがあったのだが、
「クラブ」というのは、あくまで、その空間を楽しむことであり、フロアでのダンスのみならず、バースペース、チルアウトスペースなどで、友人たちとゆっくり会話を楽しんだり、セカンドフロアでダウンテンポのミュージックを楽しんだり、その楽しみ方は一つに限定されるものではなく、楽しめるか、楽しめないかは、クラウド個人個人に委ねられており、本人が積極的に楽しもうと思わなければ楽しむことはできないということから、「ライヴ人間」が「受動的」なのに対し、「クラブ人間」ば「能動的」であるといえる。
という。だとすれば、親睦を深めるのに非常に良さそうな空間だ。ビートの激しい曲(音楽には疎いのでこれをどう表現すべきかはわからない。テクノのようにリズムが身体に響くような曲をイメージしてほしい。)は結構好きなのだが、疲れてしまうので、あまりに大音量でそれを聞くのはあまり好きではない。音楽とは適正な距離で接していたいのだ。クラブは、その意味で私には合わないと思っていたが、これは考えを改めた方がよさそうだ。機会があれば是非楽しんでみたい空間である。
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