Posts categorized "コトノハ"

2007.09.22

存在と言葉と真理と...

私たちは言葉を身につけている。
人と人が関係によってつながれることで社会が構成されているのだとすれば、私たちはその内に秘めた「想い」や思索を他者へと伝え、その関係性を常に変化させながら生きているのだろう。

大学の頃に学んだことの一つに
「我々は完全に自由ではいられない。何人も立ち入ることのできない思考の内部でさえ。それはあらかじめ決められた「言葉」という枠組みによって表現しうる内容も決まってしまうからだ。」というものがあった。

言葉、自由、真理.....それを巡る真理に近いもの、それらの一つの姿をこの一連のテキストの中に見ることができる。人が社会の中で生きて行くにあたり、頭の中に入れておいて損はないと思う。

忘れたくないので、ここにメモ。

『現象と心象』-----
「私の名前は観察者。現象と心象の中間に位置する存在。あらゆる自然現象は何者かによって観察されねば、その事象が記録されることはない。私の名前は観察者。あらゆる現象は私のような中間に位置する者の目によって観察されることでのみ、その存在を未来に残すことができる

君はコーラリアンを知っているか?
コーラリアンと呼ばれる存在について、我々が語れる言葉は少ない。誰もがそれをまるで幽霊か化け物のように語る。しかし実際はいづれにもあてはまらない。コーラリアンを前にして、我々の持つ語彙は圧倒的に少ない。

君はコーラリアンを知っているか?
もし我々に今の我々以上の語彙が備わったとして、しかし、きっと我々にはそれを表現できないし、その感じ取ったことを分かち合うことさえもできないでだろう。我々はコーラリアンの前では圧倒的に無力だ」

 

『我々は言葉を持たないに等しい』-----
「言ってしまえば、それは砂漠の蟻が大空の先にあるものを語るに等しい。しかし伝わらないからといって、表層だけを語り本質から逃げるという行為に満ち溢れたこの世界で、それにのっとって言葉を紡ぐことに、いったいどれだけの価値があるのだろうか。伝わらないなら伝わる努力をするべきだその努力をしたくないのなら、永遠の沈黙をもってこの場から立ち去るべきだ。それを彼らは証明していた。」

「大波を待つライダー達にとって、そこに存在していることが全てを言い表していた。全ては体験を通して語られる。すでに用意された安易な言語でしか表現できない彼らは、その安易さの下に持ち合わせた深い真実によって、それをあえて言葉として表現する。何を語る?真実?しかし、それはあまりにも浅い言葉でしかない。それを人は陳腐な言葉の羅列として蔑むであろう。しかし、真実など誰がわかる目の前で起こった現象に対して高尚な言葉で語ることそれこそがその現象を矮小化させている。現象は現象でしかない。現象を語るには現象になるしかない。しかし我々は、現象そのものになることはできない。現象は我々以外のところにあり、我々以外のところから発生するものであるからだ」

「そうなのだ。現象は俺達がいなくても起こるただそれを目撃した者達には何かを残す。それがその者達にとって傷となるのか、はたまた糧となるのか。それすら波には関係がない」

(EUREKA SEVEN episode14より ストナーの思索)

"ねだるな、勝ち取れ"さんのところには、同じ部分を英語で掲載されていた。参考にしたい。

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2007.03.26

言葉にする前にすべきこと

発想七日!さんで"口を開く前に思い出すべき「三つの門」"というエントリーを見た。

1. これらのことばは真実か?
2. これらのことばは必要か?
3. これらのことばに思いやりはあるか?

Listfreakにある"カッとした時に思い出すべき「3つの門」"というリストからのエントリーのよう。Listfreakでは、「怒った時には100数えろ」とか上記リスト以外にも参考になることが載ってました。

思ったことはついつい口に出してしまいがちですが、本当はこのリストのように言葉にする前にこういった門をくぐらないといけないですよね。

他にもネットで「言葉にする前にすべきこと」を見つけることができたのでいかに列挙。

■ジェファーソン効果
アメリカ第3大大統領のトーマス・ジェファーソン氏の残した言葉。


「怒りを感じた時は、口を開く前に、一から十まで数える。ひどい怒りを感じた時は百まで数える。そして、一息ついて、何も言わないのです。」(幸福ニュースより)


怒りに支配されないように。本当に飲まれそうなときにはただ沈黙をもって。沈黙という戦術は一つもっていてもいいと思いました。

■ベンジャミン・フランクリン

沈黙:他人あるいは自分に利益にならないことは話さないこと。(『人生を幸せへと導く13の習慣』)

ベンジャミンの成功の秘訣は「人の悪口は決して言わず、長所を誉めること」だそうです。

D・カーネギー『人を動かす』

「人を非難する代わりに、相手を理解するように努めよう」
「成功に秘訣というものがあるとすれば、それは、他人の立場を理解し、自分の立場と同時に、他人の立場からも物事を見ることのできる能力である(フォード)」。


コミュニケーションは情報と同じで送信者と受信者の2者がいて成り立つものですもんね。思ったことをそのまま言葉にせず、きちんと「門」を通した後に、最後の門として口を開けるような心の余裕を持ちたいなと思いました。

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2004.11.06

ボキャ貧チェック!実はあなたも・・・?!

voca.jpg

kengoさんとこで紹介されていた"語彙数推定テスト ボキャ王(ボキャキング) - goo ラボ"。

「語彙数推定テスト - ボキャ王(ボキャキング)」では、簡単に、かつ高精度で、あなたが知っている単語の数(語彙数)を推定します。

とのこと。へ~。早速やってみる。

結果は・・・画像の通り。なんかね、平均的って感じで少しショック!テストは非常に簡単なものから徐々に意味プーな言葉へとシフトしていく。楽勝~なんて思ってるとあとで「あれ(^_^;」ってなってくる。

意外にボキャ貧かも・・・。きっとそう思うはず。でもご安心を。説明には

推定される語彙数は常に基となる辞書(またはデータベース)に依存します。つまりここで推定される語彙の最大数は、辞書(または、データベース)の語数すなわち約7万語であり、それ以上にはなりません。

とありました。そう考えると「あ~、よかった。そんなにひどいボキャ貧じゃなさそう」って一安心!

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2004.10.15

言葉を紡ぐ

言葉の大切さ、言葉の重み、言葉が持つ力に気づいたのはいつ頃だろう。小さな頃はただコミュニケーションのためだけだった。それがいつからか言葉を味わうようにじっくりとかみ砕くことが時折ある。

言葉にも限界はある。言葉では表現できないものがある。しかしながら言葉がなければ伝わらないことがあるのも事実。何にせよ、言葉は私たちにもっとも身近なものの一つ。そんな言葉の力に気づいた時、心動かされた時、何だかまた一つ大きくなったような、そんな気持ちになる。


素敵な言葉を紡ぐ人をお一方紹介。京都でポストカードを売って有名になったきむさん。会社も立ち上げている。サイトはこちら

苦しいこと悲しいこと  梅雨のように続いたからって  人生を嫌になるなよ夢を諦めるなよ  梅雨には梅雨の良い所があるから  大変やけど雨から逃げずに  雨に流されずにあめの全てを受け止めて  自分の力にしようや  雨が降るから草木は育つのだから

こんな風に、素朴な言葉で訴えかける言葉たちを紡ぎ出す。私も言葉がうまくなりたいなぁ。

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2004.07.29

ホンネ

携帯から聞こえてくる声。少し酔ったあなたは
私の話が聞こえているのかも分からないね。

でもそれでいいと思っていた。それでもかけてくれたことが嬉しかった。そうしてつながっていることだけで嬉しかったはずなのに。本当はそれを伝えたかった。

「怒ってる?」
「・・・。怒ってない。」
「怒ってるよ。もうかけないね。」

周りの人はみんな「冷たそう」「怒ってるみたい」「こわいかも」って私をかたどる。第一印象が悪いのは昔から。感情を表現するのが苦手な私の心はいつも意図しないところへ連れて行かれてしまう。

こんな無愛想な自分に嫌気がさして、ますます堅くなる。素直になれなくて、意地を張って。「嬉しい」の一言は言えなくて。あぁまだ変われてないんだと思うと私は言葉を失うしかなかった。

守りたいといつも思っているのに、傷つけてしまうね。本当はきっと何か話して欲しかったんだ。あなたの声がとても好きだから。

小さなことでもこわかった。些細なことにいちいち反応する私はまだまだ子どもだね。本当は何でもないことなんだろうね。もう少し大人になりたいとまた思いました。

こんな風でしか君を愛せなくて本当にごめんね。

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2004.07.10

愛の度合いを語ること

「恋のから騒ぎ」のオープニングで流れていた言葉に、そうだよなぁと妙に納得してしまった。

どんなに愛しているかを話すことができるのは、すこしも愛してないからである。

-ペトラルカ-

確かにそうかもしれない。本当に愛していたら、言葉は非力すぎて想っている気持ちの半分も表現できないように感じることがよくある。

「どこが好き?」「どれくらい好き?」

このような問いに答えるのは至難の業。もちろん一部を語ることはできるが、想いがあふれすぎてすべてを語りきれるものではない。

ペトラルカのこの言葉、よく言い当てていると思うのは私だけだろうか。

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2004.03.14

コンビニが支持される理由-生存「社」、と死「社」の境界-

ビタミンXで"生き残る企業の条件とは?"なるエントリーを発見。

そこでは、経営メールマガジン『がんばれ社長!』を発行している武沢信行氏の言葉が載せられていた。

八百屋だとか魚屋などの製品、商品名を冠した業態はすたれていくだろう。なぜならそういった企業は卸や製造業者しか見ていないからだ。顧客の視点に立って発想すればそうした名前にはならない。コンビニエンスストアは顧客の価値を業態の名前としている。こうした企業のみが生き残っていく。

そしてこれについて佐助さんは

消費者が求めているのは製品そのものではなく、それによってもたらされるベネフィット(得・便益・満足)である。

と綴っている。なるほど、コンビニエンスという価値を提供するコンビニか・・・。確かにそうなのかもしれない。

そうなると、メーカの立場としては、その製品の何がポイントなのかを全面に押し出した営業よりも、その製品を導入することでどのようなメリット・コンビニエンス・ベネフィットが得られるのかという点を意識しながら働きかける必要があるということか・・・。

う~ん、勉強になった。

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2004.03.10

出会いの大切さを知らせるメール

過日、時の大切さを教えてくれるメールのエントリーを書きましたが、昔送られてきたチェーンメールで出会いの大切さを綴ったものがあったのを思い出してググっってみる。・・・おっ、ありましたありました。

ある人がこう言っていました。

『とうとう世界の人口が60億人を超えてしまった。
私たちが、世界中のすべての人と出会おうと思っても、それは無理なことである。
ナゼかって?それは、私たちが1秒に1人の人と出会ったとしても、190年の年月が必要だからである。

だから、人と人との出会いとは運命と等しい。
だから、あなたとの出会いは運命…。あなたとの出会いは、神様がくれた贈り物…。
だから、あなたとの出会いは私の永遠の宝物…。
あなたという人を私は永遠に大切にしていきたい…。』

人とのつながりは大切なもの。私達人間は一人では生きていけないことをアリストテレスも「人間は社会的動物である」という言葉で綴っています。金八先生も「人」という漢字の成り立ちで教えてくれましたね。

出会いが大切なことは理解できてもやはり時間が経つと意識の奥へと埋もれていってしまうもの。新しい人と出会った時、古くから付き合っている人とケンカした時、是非思い出したいメールだ。

人とのつながり、コミュニケーションを大事にしていける人間になりたい。ITが進展を続け、"顔の見える"コミュニケーションやつながりが少なくなり、ゲームのように画面上で物事が進行していくような"希薄化する時代"であるからこそ心がけていたい。

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2004.03.01

"時の価値"を知らせるメール

今ではだいぶ見かけなくなったが、チェーンメールは誰でも不快なもの。ところが、そんなチェーンメールの中にもハッとさせられるものが時々ある。「もしも世界が100人の村だったら」などは有名だが、以下は「時の価値」を教えてくれるチェーンメール(※コメント・トラックバックは大歓迎ですが、メールで回さない下さいね)。


感動チェーンメール27

次の様な銀行があると考えてみましょう。その銀行は毎朝あなたの口座へ86,400㌦を振り込んでくれます。同時に、その口座の残高は毎日0になります。つまり86,400㌦の中で、あなたがその日に使い切らなかった金額は全て消されてしまいます。

あなただったらどうしますか?もちろん毎日86,400㌦全額を引き出しますよね。私達は一人一人が同じような銀行をもっています。それは"時間"です。毎朝あなたに86,400秒が与えられます。

毎晩あなたが上手く使い切らなかった"時間"は消されてしまいます。それは翌日に繰り越されません。それは貸し越し出来ません。毎日あなたの為に新しい"口座"が開かれます。そして毎晩その日の残りは燃やされてしまいます。もしあなたがその日の"預金"を全て使い切らなければあなたはそれを失ったことになります。

過去にさかのぼることは出来ません。あなたは今日与えられた"預金"の中から"今"を生きないといけません。だから与えられた"時間"に最大限の投資をしましょう。そして、そこから健康、幸せ、成功のために最大の物を引き出しましょう。時計の針は走り続けてます。今日という日に最大限の物を使い出しましょう。

1年の価値を理解するには、落第した学生に聞いてみるといいでしょう。
1ヶ月の価値を理解するには未熟児を産んだ母親に聞いてみるといいでしょう。
1時間の価値を理解するには待ち合わせをしている恋人達に聞いてみるといいでしょう。
1分の価値を理解するには電車を丁度乗り過ごした人に聞いてみるといいでしょう。
1秒の価値を理解するにはたった今事故を避けることが出来た人に聞いてみるといいでしょう。
10分の1秒を理解するにはオリンピックで銀メダルに終ってしまった人に聞いてみるといいでしょう。

だから、あなたの持っている一瞬一瞬を大切にしましょう。そして、あなたはその"時間"を誰か特別な人と過ごしているのだから、十分に大切にしましょう。その人は、あなたの時間を使うのに十分ふさわしい人でしょうから。そして、時は誰も待ってくれないことを覚えてましょう。"昨日"は、もう過ぎ去ってしまいました。"明日"は、まだ分からないのです。"今日"は与えられたものです。だから、英語では"今"をプレゼント(=present)と言います。

何だか考えさせられるものがあるメールですよね。個人的にはこういうメールだったらもらってもいいなと思ってしまいます。でもチェーンメールっていう形式はよくないですよね。

このエントリーがトラックバックでつながっていったらチェーントラックバックになるのかな。もしそうなったらそれはネチケット的にはどうなんだろう。トラックバックってのはweblogをつないでいくものなんだからそれは問題ないんじゃないかなとも思うのですが・・・。

話がそれましたが、「今時間がある」ということをいつもより大切に感じさせてくれるこのメールをたまに読み返して、時間があるということの意味を忘れないでいたいと思います。

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2004.02.11

leave from...

city.jpg

住み慣れた街・・・もうすぐ離れる街・・・。きっといつか、何かを置き忘れたような感覚に襲われてふらりと立ち寄ることがあるだろう。

ここには、何もなくて、何かがある。

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